初めまして、きゃんと申します。
マーチン先生の著書に出会い、共感しました。
相談は彼とのケンカについてです。
いつも同じ失敗をしてしまう自分が嫌で、この状態を打破したくご相談しました。
私は4月から大学院生です。彼氏は2歳下で3月に大学を卒業します。
付き合って1年半です。
彼とのケンカは環境が変わった4月から多くなりました。
色々お互い話をして解決してきましたが、どうしても直せないのが私のわがままです。
先日、同じバイト先の仲間でスノボに行きました。彼の車と他の男性の車2台で
行きました。彼の車は荷物を乗せるため2人しか乗れませんでした。
帰り道、彼の車には私と彼が乗りました。彼は「疲れたので車を止めて少し寝たい」
と言いましたが、他の人の関係で寝ずに帰ることになりイライラしていました。
そして、彼が私と、もう一人別の女性を送ることになりました。場所の都合上、
私を先に送るので、その後に彼と女性が2人きりになるのが少し嫌でした。
私は手をつないでキスしたかったのですが、他の女の子が乗るとできなくなるので
その前に「手をつなぎたい、キスしたい」とを伝えました。そしたら
「今日はよくない? 今日はそういう日じゃないでしょ」と怒って言われました。
私は謝りましたが、その後送ってくれたときも
私がひきつった笑顔をしてしまったので注意されました。
次の日、謝りのメールを入れましたが、私は一日中泣き続けました。
毎回こんなことが起こるのが嫌です。どのような対応をしたらよかったのでしょうか。
キャンちゃん
こんにちは、マーチンです。
お話拝見しましたよ。
(見やすくするために、「キャンちゃん」と表記します)
まずお話のポイントになるのは、
「悩みの原因を、ちゃんと把握することが大事だ」ということです。
冒頭でキャンちゃんは、「彼とのケンカについて相談です」と仰っています。
しかし、このお話はケンカが原因で悩んでいるのではありませんよね。
自分の嫉妬が抑えられないことが原因なのです。
僕のお話には、よく「正しい現状把握が大事です」というフレーズが出てきます。
これも、まさにそうなのです。
実際には、他にも何かあってケンカが多いのかもしれませんが、
ご相談の内容を見る限りは、100%自分自身の問題なのです。
まず、ここを間違えないことがとても大事なのです。
さて、では嫉妬はどうしたら抑えられるようになるか。
これは、経験を積むしかないと、僕は思います。
ええっと……例えば、「速く走る」のように、「スポーツを上達する」という場合、
それを繰り返し反復して訓練(経験)を積むしか、上達の術はありませんよね。
それと「嫉妬を抑えられるようになる」ということが、同じ部類のお話なのです。
ちなみに、この逆は、料理をしたり、気持ちをどう伝えたらいいか、というお話です。
こういったものは、「方法論」のお話ですので、その方法さえ知ることができれば、
一発で成功することもできるのです。
(もちろん経験を積むことで、より優れた結果が出せるようになりますが、
経験がなくても知識でそれを補える部分が多い、ということです)
ですので、キャンちゃんも……
・「私は一体何をしているの!?」と悔しい思いをすること。
・「こんなことでケンカなんかしたくない!」と強く思うこと。
・「次回は、このようにしよう!」と反省すること。
こういったことの反復で、改善していくことができるでしょう。
そこで、
>どのような対応をしたらよかったのでしょうか。
これですね。「実際には、どうしたらよかったのか」ということです。
難しいお話ではありません。理屈通りに考えていくとよいでしょう。
ことの発端は、「手を繋ぎたい、キスしたい。他の子と二人っきりになるのが嫌だ」
という気持ちです。これを順に考えていくと……
1.手を繋ぎたい、キスしたいと思ったことについて。
「それを言ったらどうなるか?」を考えることが必要でした。
1年半も交際しているのですから、彼の性格はよくわかっていたハズです。
つまり、あの状態で「手を繋ぎたい、キスしたい」なんて言ったら、ウザイと
思われるのは読めたはずなのです。
恋愛は、「相手がどう思うかが全て」です。
自分が「○○したい」と思ったとき、「それを言ったらどうなるか」を考えることは、
大事な力です。今後は行動前にちゃんと考えるようにしましょう。
2.他の子と二人っきりになるのが嫌なこと。
状況から見て、彼がその人を送るのは仕方がないことです。また、疲れている彼に
遠回りをさせて「その女性→私」と送らせるのも当然論外です。
だから、嫉妬心を抑えるしかありません。
抑えられないと今回のようになってしまい、結果彼に嫌われることにつながります。
「彼と別れたくないなら、やるしかない」
そう思って「本気で」取り組むことが大事なのです。
また、本来でしたら、疲れている彼を労ってあげるべきですよね。降りるときに、
「疲れてると思うけど、あと少し頑張ってね。気をつけて帰ってね」
くらいの言葉は、ちゃんと笑顔で伝えてあげることが必要だったでしょう。
それができなかったのは……反省しなければなりません。
更に、です。
スキー、スノボの帰り道の運転が、もの凄く疲れることくらいは、
誰でも知っていることではありませんか?
また、仮に知らなくても、それこそ考えたら誰にでもわかります。
そんな彼のために、車に乗る前に、何か用意したでしょうか?
僕だったら……
・眠気覚ましのブラックガム。
・彼がタバコを吸う人なら、タバコ。
・コーヒーやお茶など、彼が好む飲み物。
・食べるか食べないかわかりませんが、ポッキーなどのお菓子。
これくらいは、車に乗る前にゲレンデのショップで買っておきますよ。
また前日に前もって、彼が好きなCDを用意して持ってくるでしょう。
そして、タバコ、飲み物は車に乗ったらすぐに渡します。
更に運転中に彼が眠そうだったり、疲れてそうだったら、
「ガム、食べる?」と聞いたり、←ガムをむいてあげる、ということね。
「ポッキー買ってきたけど、食べる?」と聞いたり、
「○○のCDあるよ☆ かける?」と聞いたりします。
そして、「疲れたので車を止めて少し寝たい」と彼が「ぼそっ」とでも口にしたなら、
すぐに携帯でもう1台の車に連絡を取って、「少し休んで帰ろうよ」と提案しますよ。
こういったことを、頼まれずにやることが、
僕が常々お話する、彼に「ありがとう」と言ってもらえることなのです。
…………。
キャンちゃんは、彼を欲しがっているだけで、
彼に何も与えられていないと思います。
これでは、愛してもらえなくなりますよ。
ぜひ、今回のお話をキッカケに、体質改善をしていきましょう。
この度は、ご相談頂きありがとうございました。
2011/02/28wrote
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